日本地質学会  堆積地質部会

        Sedimentary Geology Group Since 1997


NEWS

(2019.10.9)日本地質学会第126年学術大会(2019山口)ランチョン報告

(2019.8.28)日本地質学会第126年学術大会(2019山口)夜間小集会「産官学堆積学者のつどい」

(2019.8.21)日本地質学会第126年学術大会(2018山口)プログラムなど追記

(2019.8.21)日本地質学会第125年学術大会(2018札幌)ランチョン報告

(2019.6.7)日本地質学会第126年学術大会(2019山口)の講演申込受け付け

(2018.9.24)Benjamin C. Kneller教授(アバディーン大学)によるレクチャー・講演会・水路実験観察会・ワークショップ

(2018.7.21)日本地質学会第125年学術大会(2018札幌)

(2018.1.15)日本地球惑星科学連合2018年大会共催セッション「堆積・侵食・地形発達プロセスから読み取る地球表層環境変動」

(2018.1.15)日本堆積学会2018年秋田大会

(2018.1.15)シンポジウム「デルタの堆積学と環境変動」

(2017.11.15)日本地質学会第124会学術大会(2017愛媛)ランチョン報告


 招待講演のスライド

セッション招待講演のスライドについて,発表者の了承を得たものをPDF化して順次掲載します.

※ご利用の際には,必ず引用の記載をしていただきますようお願い致します.

▼2017愛媛大会

R9-O-1「砕屑物の粒子形状と定向配列の計測手法」宮田雄一郎(山口大学)

R12-O-4「オイル生成段階後のCH4, N2, H2の生成と挙動」鈴木德行(北海道大学)



日本地質学会堆積地質部会について

日本地質学会堆積地質部会は,日本地質学会の会員のうち堆積学とそれに関連する研究をしている人の集まりです.

堆積地質部会では,堆積作用や堆積岩など地層を形成するさまざまな現象について調査し,その成果を発表する活動をしています.特に,堆積作用と堆積システ ム,砕屑岩と炭酸塩岩の堆積シーケンス,堆積岩の組成と組織,化学的性質と続成作用,石油・石炭などの有機地球化学,そして堆積物に関わる地球環境の理解 などが堆積地質部会員の研究対象です.また,現在は津波堆積物をはじめとするような自然災害に関連するイベント堆積物の研究及びその地層研究への応用など も 積極的に試みられています.

堆積地質部会では以下のような活動を行っています.

・地質学会年会での関連プログラム・シンポジウムの企画・編成・開催

・メーリングリストを活用した堆積地質学に関する情報交換

・同年会での堆積地質部会ランチョンの開催

・堆積地質部会としての地質学会各賞の推薦

・地質学雑誌編集委員会および関連専門委員会への委員の推薦

・関連学会や堆積地質学コミュニティとの連携


  堆積地質部会への入会方法,メーリングリストについて 

堆積地質学に 興味のある日本地質学会会員の方であればどなたでも入会できます.地質学会のウェブサイトにおいて,会員のページにログインし,ご自分の専門部会として堆 積地質部会を選択してください.登録後,堆積地質学に関する各種情報が堆積地質部会メーリングリストから配信されます.

登録会員のすべてがメールを受け取れるようにするため,地質学会のメールシステムを採用しています.

<sediment@ml.geosociety.jp>


  堆積地質部会幹事 (2019年10月現在)

代表:酒井哲弥(島根大学)

庶務:北沢俊幸(立正大学),太田 亨(早稲田大学)

行事・部会選出行事委員:野田 篤(産業技術総合研究所

各賞選考:狩野彰宏(東京大学),高野 修(石油資源開発(株))

部会選出編集委員:石原与四郎(福岡大学),藤野滋弘(筑波大学)

幹事ML管理:野田 篤(産業技術総合研究所),小松原純子(産業技術総合研究所)


 リンク

▼国内学会

日本地質学会

地球惑星科学連合

日本堆積学会

日本有機地球化学会

石油技術協会

日本第四紀学会

日本地球化学会

日本古生物学会

日本サンゴ礁学会


▼国際学会

IAS

SEPM

AAPG

AGU

EGU


▼関連プロジェクト

日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)

The International Ocean Discovery Program (IODP)

統合国際深海掘削計画 (IODP)(JAMSTEC内ホームページ)

メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム




NEWS詳細

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日本地質学会第126年学術大会(2019山口)ランチョン報告

9月24日に堆積地質部会ランチョン開催されました.

世話人氏名:西田尚央

当日の資料PDF

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日本地質学会第126年学術大会(2019山口) 夜間小集会「産官学堆積学者のつどい」

山口大会2日目夕刻に、夜間小集会「産官学堆積学者のつどい」を開催いたします。本夜間小集会は、日本堆積学会が2015年以降取り組んでいる、堆積学の 推進と次世代堆積学を担う研究者の育成を目的とした「産官学連携推進活動」の一環として行うものです。前半は、産官学連携推進活動の概要としてコンソーシ アムの進捗等の報告とディスカッションを行いますが、後半は産学双方向ショートセミナーを行います。山口大会にご参加の方は、ぜひ本夜間小集会にもご参加 ください。

日時:2019年9月24日火曜日18:15~19:45
場所:山口大学吉田キャンパス共通教育棟第8会場
(第8会場:3日間にわたる堆積学系口頭発表セッション会場と同会場です)

夜間小集会タイトル:「産官学堆積学者のつどい:明日の堆積学を担う若手研究者の育成プログラム」
プログラム:
1. 経緯趣旨説明(高野 修:10分)
2. 個別コンソーシアムとしての「堆積ダイナミクス研究コンソーシアム」の設立と現況(成瀬 元:10分)
3. 産官学連携の現況と今後に関するディスカッション
1) 大学側の現況および産・官への要望(大学院進学率状況・学振の説明・産への要望)(武藤鉄司→代読:10分)
2) 国立研究機関の現況(小松原純子:5分)
3) 産の採用状況および学への要請事項等(高野 修:5分)
4) 産学双方向セミナーの提案と予定(高野 修:5分)
5) その他産官学連携の今後に関するディスカッション(10分)
4. 産学双方向ショートセミナー
1) 学→産:「堆積モデルの解像度(ショートバージョン)」(成瀬 元:15分)
2) 産→学:「三次元地震探査解析技術(とくにseismic
geomorphology)・イメージログ(坑井比抵抗画像による堆積相・フラクチャー)解析技術概要」(高野 修:15分)

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▼日本地質学会第126年学術大会(2019山口)

2019年9月23日(月)〜25日(水)に日本地質学会第125年学術大会が山口大学吉田キャンパスで開催されます.
堆積地質部会関連の日程は以下の通りです.皆様のご参加をお待ちしております.

9月24日(火)午前 R9:堆積物(岩)の起源・組織・組成
9月24日(火)昼 ランチョン 堆積地質部会

9月24日(火)午後 R12:石油・石炭地質学と有機地球化学
9月24日(火)夕方 
産官学の堆積学者の集い:明日の堆積学を担う若手研究者の育成プログラム

9月25日(水)午前 R11:堆積過程・堆積環境・堆積地質
9月25日(水)午後 R10:炭酸塩岩の起源と地球環境
9月25日(水)夕方 夜間小集会 炭酸塩堆積学に関する懇談会

大会全体のプログラムは以下をご覧ください.
https://confit.atlas.jp/guide/event/geosocjp126/static/program

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▼日本地質学会第125年学術大会(2018札幌)ランチョン報告

ランチョン・夜間小集会 会合名:堆積地質部会ランチョン
世話人氏名:西田尚央

堆積地質部会ランチョンは大会2日目(9月6日)に開催されました.当日早朝に北海道胆振東部地震が発生し,北海道大学も停電・断水となり開催が危ぶまれましたが,その混乱の中でも暗い教室に集まって頂き開催することができました.

当日の資料PDF(後日修正・補遺あり)

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▼Benjamin C. Kneller教授(アバディーン大学)によるレクチャー・講演会・水路実験観察会・ワークショップ

英国アバディーン大学のBenjamin C. Kneller教授に下記のような講演会・水路実験観察会・ワークショップについて案内いたします.
また,これに先立ち産総研の主催により,3日間のレクチャーも開催されます.
Ben Kneller教授は,混濁流・タービダイト・深海堆積システムの分野で世界をリードし続けている方で,地層・地下データ・観測・実験・モデルと幅広い手法で,数々の業績を上げてこられました.

https://www.abdn.ac.uk/people/b.kneller

この度の来日はこの分野の最新の動向を知る絶好の機会です.是非ご参加下さい.

○産総研主催レクチャー(3日間)
2018年9月25日(火)~9月27日(木) 各日10:00~17:30
産総研つくば中央第7事業所7-3C棟第2会議室(別棟大会議室)
レクチャー”Deepwater depositional systems”
初日終了後に懇親会の予定.

○その他のツアー
(1) 2018年10月2日(火),15:00~17:30 講演会 国際石油開発帝石(INPEX) 36階セミナールーム 18:00-19:30懇親会.砂岩分科会(石油技術協会 探鉱技術委員会)─日本堆積学会共催
(2) 2018年10月4日(木),15:00~17:00 講演会 京都大理学部1号館563室 終了後懇親会の予定.
(3) 2018年10月5日(金),10:00~11:30 実験観察会 大阪工業大(枚方キャンパス)情報科学部1号館411室,13:00~18:00  ワークショップ”Processes of turbidity currents and related deposits” 大阪工業大(部屋未定) 終了後懇親会の予定.

お問い合わせ窓口:産総研 中嶋 健 takeshi.nakajima at aist.go.jp (atを@に換えて下さい)

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▼日本地質学会第125年学術大会(2018札幌)

2018年9月5日(水)〜7日(金)に日本地質学会第125年学術大会が北海道大学で開催されます.
堆積地質部会関連の日程は以下の通りです.皆さんのご参加をお待ちしています.

2日目 9/6(木)
午前セッション
・R9 堆積物の起源・組織・組成
・R11 堆積過程・堆積環境・堆積地質
ランチョン
・堆積地質部会
ポスターセッション
・R9 堆積物の起源・組織・組成
・R11 堆積過程・堆積環境・堆積地質
・R12 石油・石炭地質
午後セッション
・R12 石油・石炭地質
夜間小集会
・産学官の堆積学者の集い:明日の堆積学を担う若手研究者の育成プログラム

3日目 9/7(金)
ポスターセッション
・R10 炭酸塩岩
午後セッション
・R10 炭酸塩岩
夜間小集会
・炭酸塩堆積学に関する懇談会


大会全体のプログラムは以下をご覧下さい.

https://confit.atlas.jp/guide/event/geosocjp125/static/program


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▼日本地球惑星科学連合2018年大会共催セッション「堆積・侵食・地形発達プロセスから読み取る地球表層環境変動」

2018年5月20~24日の日本地球惑星科学連合2018年大会で「堆積・侵食・地形発達プロセスから読み取る地球表層環境変動」セッションが開催されます.本セッションは日本地質学会との共催となっております.

口頭発表:5月20日AM1(9:00~10:30)とAM2(10:45~12:15)
ポスター発表:5月20日PM1(13:45~15:15)とPM3(17:15~18:30)
コンビーナー:清家 弘治(産総研)<seike-kあっとaist.go.jp>,高柳 栄子(東北大),成瀬 元(京都大),山口 直文(茨城大)
会場:千葉県 幕張メッセ 国際会議場,国際展示場 / 東京ベイ幕張ホール
スコープ:地層の形成や地形発達のプロセスに注目し,地球表層環境のダイナミクスや変遷を議論するため,分野の垣根を越えた研究発表を募る.手法やあつか う時間スケールを問わず,野外観測・実験,理論に基づいた地形・堆積物・堆積岩組成・流体(河川・波浪・土石流・乱泥流・火砕流など)の研究を対象とす る.防災や資源探査の観点からの議論も歓迎する.
言語:EJ(スライド&ポスターは英語で作成,発表は英語or日本語)
招待講演者:池田 昌之(静岡大学),窪田 薫(海洋研究開発機構)

詳細は以下のサイトをご参照下さい.
http://www.jpgu.org/meeting_2018/

セッション概要
http://www.jpgu.org/meeting_2018/SessionList_jp/detail/H-CG24.html

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▼日本堆積学会2018年秋田大会

会場:秋田大学手形キャンパス
日程:2018年3月25日(日)~28日(水)
25日(日):ワークショップ(2コース)
 コースA「コアワークショップ:椎谷層砂岩貯留層コアの堆積相解析」
 コースB「津波堆積物ワークショップ」
26日(月):個人講演,特別講演,総会,懇親会 他
27日(火):個人講演,顕彰,堆積学トーク・トーク 他
28日(水):巡検「男鹿半島に分布する最上部新生界の地質と秋田の油田」

http://sediment.jp/04nennkai/2018/annai.html

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▼シンポジウム「デルタの堆積学と環境変動」

日時:2018年2月16日(金) 9:20~17:30
会場:産業技術総合研究所つくばセンター中央第七大会議室
世話人:田村 亨(産業技術総合研究所)・堀 和明(名古屋大学)

デルタ(三角州)は河川により運搬された土砂が海岸に堆積して形成され,地球表層において最も ダイナミックに変動している領域の1つです.デルタ低地は様々な人間活動の中心ですが,河川流域での環境破壊や海面上昇を含めた地球規模の環境変動の中, その環境保全は重要な課題です.また,地質時代のデルタによる地層は石油貯留岩を構成します.こうしたことからデルタやその周辺領域での堆積作用の重要性 に関する認識は高まっています.
このシンポジウムでは,産業技術総合研究所地質情報研究部門において長年東南アジアなどの巨大 デルタの研究に携わってきた斎藤文紀首席研究員をはじめ,地質・地形調査,観測,分析,実験,モデリング,理論といった様々なアプローチを行う研究者の講 演から,デルタの堆積学と環境変動に関する多角的な議論を行います.

講演会プログラム
9:00~9:20 受付
9:20~9:30 開催の挨拶
9:30~9:50 中嶋 健(産総研)「デルタと海底扇状地の深い関係 -陸源有機物の運搬と石油根源岩の観点から-」
9:50~10:10 佐藤智之(産総研)「海底下に埋もれたデルタ:沖積基底面高度は何が決めるのか」
10:10~10:30 齋藤 有(総合地球環境学研究所)「流域の地質を代表する川泥」
10:30~11:00 休憩
11:00~11:20 武藤鉄司(長崎大)「平衡と非平衡のデルタ実験層序学: Autoretreatから Grade Indexまで」
11:20~11:40 横川美和(大阪工業大)「カナダ、ブリティッシュコロンビア州スコーミッシュ・デルタでのサイクリックステップの形成と堆積構造ー水路実験との比較」
11:40~12:00 成瀬 元(京都大)「浮遊砂輸送プロセス:残された課題」
12:00~14:00 昼食・ポスターコアタイム
14:00~14:50 斎藤文紀(産総研・島根大)「デルタからエスチュアリーへ」
14:50~15:10 Marcello Gugliotta(島根大)「Sedimentary processes along the fluvial to marine transition zone of the Mekong River delta (Vietnam)」
15:10~15:30 上原克人(九州大)「数値モデルによる最終氷期最盛期後の古潮汐推定」
15:30~16:00 休憩
16:00~16:20 Junhui Wang(長崎大)「Quantification of paleowind strength based on lacustrine beach ridge thickness」
16:20~16:40 片岡香子(新潟大)「デルタ堆積物が語る火山活動と表層環境変化」
16:40~17:00 堀 和明(名古屋大)「開析谷充填堆積物と海水準変動」
17:00~17:20 田村 亨(産総研)「メコンデルタの形態を決める要因」
17:50~20:00 懇親会(産総研 厚生食堂B)

懇親会の申し込み
申し込み先:田村 亨(toru.tamuraアットaist.go.jp)
申し込み締切り:2月8日(木)
参加費:3,500円(予定)

ポスター発表の申込み
申し込み方法:タイトル(和文および英文,または英文),著者(所属・連絡先),A4用紙1枚程度の要旨をメール添付で送付
申し込み先:田村 亨(toru.tamuraアットaist.go.jp)
締切り:1月29日(月)

会場のご案内
産総研へのアクセスは下記サイトをご覧下さい.
http://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/center/tsukuba_map_c.html
第七事業所玄関に案内を出します.受付では入館手続きが必要です.

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日本地質学会第124年学術大会(2017愛媛)ランチョン報告

News誌に掲載予定の行事委員の西田会員による報告を掲載します.

ランチョン・夜間小集会 会合名:堆積地質部会ランチョン(第5会場)

世話人氏名:西田尚央

堆積地質部会ランチョンは大会 初日(9月16日)に開催され,部会活動に関する報告と情報交換が行われた.参加者数は20名であった.はじめに部会幹事の交代について審議され,庶務の 渡邊 剛氏(北海道大)から太田 亨氏(早稲田大)に交代することが提案され,了承された. 関連して,部会長の横川美和氏(大阪工業大)より,部会幹事の任期と交代について確認の説明があった.また,地質学会125周年記念の地質学雑誌特集号の 部会提案号「堆積地質学の日本における進展と展望,最近25年を中心として(仮題)」について,進捗の報告があった.他に,部会幹事からの報告,4つのレ ギュラーセッションについて世話人からの報告,来年度地質学会の案内,炭酸塩コロキウム,JpGU,堆積学会,有機地球化学シンポ,ISC2018, Western Pacific Sedimentology Meetingなどの堆積学関係の学会・シンポジウムの情報や活動報告があった.(西田尚央)

当日の資料PDF(後日修正・補遺あり)

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このホームページに関するお問い合わせ先 (kitazawaアットris.ac.jp)